Shin Nakamura | 暖簾(のれん)ディレクター・プロデューサー  暖簾を通じて日本各地の手工業や工芸の新たな関係性づくりに挑戦している。 | デザイン
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【めぐるのれん展デザインコンペの募集開始!】

日本橋の未来をつくるプロジェクト[nihonbashi β] ことしは今秋の一大イベント[MEGURU NIHONBASHI FES]のメインコンテンツとして【めぐるのれん展】を開催します!!! めぐるのれん展は日本橋にある老舗からベンチャーまでの企業を表現するのれん作品とともに、若手クリエイターの視点からみた日本橋を表現したのれん作品を三越前駅の地下道に連ねます! 【若手クリエイターの作品はコンペ形式で募集しますので奮ってチャレンジください!!】 参加をすることで、日本橋と関わるきっかけになり、選考を通れば実際ののれんが掲出され、きっと多くの学びと体験をすることのできる機会となりますので、U35のクリエイターの皆さまのチャレンジをお待ちしています!! 作品受付は6/5〜で6/5には日本橋でプレイベントがありますので、先ずは少しでもご興味があればイベントへご参加ください!! ...

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【店舗暖簾製作事例】土と青

調布にお店を構える、土と青さんの暖簾を製作しました。 土と青さんの素材へのこだわりや、お客さまへのおもてなしの温かさを感じさせる様な淡いぼかしを軸にした暖簾となりました。お店の空間も素晴らしく、素敵な非日常があじわえる体験へのエントランスとして暖簾もお手伝いができれば幸いです。 ...

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紋典 -家紋を納めた意匠帳-

様々な家紋を納めた意匠帳を紋典と言います。 紋典とは紋の統一の為に昭和7年に初版が発行された本です。紋の種類は5千種とも1万種以上とも膨大な数があるといわれており、その中の主だった紋が納められています。普遍的なデザインから、和を感じるデザインまで多様性のある紋は、新たに紋をデザインさせて頂く際のムードボードとして大いに活躍しています。 ...

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職人さんへの無茶ぶり

暖簾づくりには、呉服の様に規定のサイズがありません。 またデザインや使用するシチュエーションも多様でありときには職人さんへの無茶ぶりも行います。一つの事例として、アクアイグニスさんの暖簾を製作した際は、かつて前例がないほどの大きな手彫りの伊勢型紙を依頼しました。1mを越すその型紙は従来の当て場(型彫りを行う作業台)では対応ができず、特注の臨時の当て場を拵えました。結果、出来上がった型は素晴らしく、染め上がった暖簾も非常に高い完成度となりました。職人さんは最大サイズをアップデートし、大きな型にも対応ができる様になりました。ときには成長を促す無茶ぶりは良いストレスになると考えます。 ...

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職人さんの道具について

つくり手にとって、道具はものを超えた以上の存在です。 伊勢型紙の彫り師さんは、先ずは道具の手入れの仕方から学び、それが基盤となって行きます。その為、職人さんはとても大切に道具を扱い、限界まで使い込みます。この様な価値観は世界が認める誇らしい美意識であり、日本人にとって普遍的なものです。職人さんの工房へ行く度に、ものを大切にして行こうと改めて感じます。   ...

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夏らしい暖簾

暖簾は素材でも季節感が表現できます。夏らしい暖簾の素材といえば、「麻」の暖簾。生地のもつシャリ感や上品な透け感は猛暑の中で涼しさを感じさせてくれます。また、風になびいて揺らめく様にも涼感を感じます。 ...

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暖簾の素材-ベンガラ

弊社が暖簾を染める素材のひとつにベンガラがあります。 ベンガラとは土に含まれる酸化鉄で赤土を焼いて顔料を作ります。ベンガラは古くから、木造建築の外壁や神社の鳥居など日本の暮らしに根付いた素材です。その特徴は、防虫・防カビ効果に加えて日光で色の退色がないという点が挙げられます。寧ろ、日光を受けると発色が良くなります。通常は塗料として用いるベンガラですが、染料として用いることで新たな価値を生み出すことができています。 ...

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