Shin Nakamura | 暖簾(のれん)ディレクター・プロデューサー  暖簾を通じて日本各地の手工業や工芸の新たな関係性づくりに挑戦している。 | 中むら
549
archive,paged,tag,tag-549,paged-8,tag-paged-8,eltd-core-1.0,ajax_fade,page_not_loaded,,select-theme-ver-3.4,vertical_menu_enabled,wpb-js-composer js-comp-ver-6.2.0,vc_responsive

【店舗暖簾製作事例】龍名館 御茶の水本店

東京・神田で100年以上の歴史を誇る老舗ホテル「龍名館」様の暖簾をお手伝いしました。 エッジのあるデザインを綺麗に表現する為に、型捺染という染色技法を用いております。龍名館様のご提供する最高の「おもてなし」の入口である、施設のエントランスに暖簾を掛けさせて頂きました。御茶の水本店は2014年に改装され新たな1歩を歩み始めたところであり、ゆらゆらの暖簾もこれからの歴史を共に歩んでいければと思います。...

0
0

【手ぬぐい製作事例】三島スカイウォーク・図面手拭い

静岡県三島市にできた日本最長の人道橋「三島スカイウォーク」のオリジナル手拭いを製作しました。 手拭いが横長である特徴を生かし、橋の長さが伝わる様に実際の建築図面をリデザインしました。極細の線を型造りの職人さんが0.1mm単位の調整をし、染め職人さんの高い技術でムラなく染め上げました。直線が多く硬いデザインですが、手仕事の生み出す色や若干ゆらぎのある線で、どこか柔らかで馴染みのある面白い雰囲気に仕上がりました。三島スカイウォークのプロモーションに繋がることを祈って製作をさせて頂きました。 ...

0
0

アクアイグニス型染め暖簾・メイキング

特大の伊勢型紙で染めました。 三重の北勢に位置する、アクアイグニスは地域の食材を用いたレストランや物販をしており、地産地消に拘った施設です。施設のコンセプトに合わせて、三重の伝統技法を用いて染めた暖簾を製作させて頂きました。暖簾のサイズは長さが3m80cm・幅が2m20cmもある非常な大きなサイズで、型紙もそれに準じた特大サイズになりました。本来の呉服の染色に使用するサイズを遥かに凌駕した特大サイズの型紙ですが、彫り師の職人さんの高い技術により実現しました。 ...

0
0

【店舗暖簾製作事例】アクアイグニス・片岡温泉のれん (ミヤケマイ×中むら)

 三重県の人気リゾート施設の象徴的な暖簾を製作しました。 製作の技法には同じく三重県の伝統工芸である伊勢型紙で染めました。伊勢型紙を知り、魅力を肌で感じてほしいという思いを込めました。 The symbolic noren for this popular hot spring resort in Mie Prefecture was dyed using the Ise katagami stencil, a traditional craft also of Mie. Our thought was to welcome as many people to discover and experience the beauty of Ise katagami. ...

0
0

【手ぬぐい製作事例】YUMEKICHI KANDA

 神田にある隠れ家ワインバー「YUMEKICHI KANDA」さん5周年記念の手ぬぐいを製作させて頂きました。 デザインは古布の図案をモチーフにしたYUMEKICHIさんのオリジナル図案です。10年15年と愛されるお店になることを祈念してお手伝いさせて頂きました。 ...

0
0

【店舗暖簾製作事例】IRORI Hostel and Kitchen

馬喰町にオープンしたホステルのIRORI HOSTEL AND KITCHENの暖簾をお手伝いしました。 空間を布で仕切ることで客室を創るIRORI。総枚数79枚の暖簾が作る空間は柔らかで温かみのある客室になりました。海外の方にも、暖簾文化に触れてもらえたいと思います ...

0
0

のれん企画展「ゆらぎ」

 のれんの企画展を開催しました。 秋葉原にあるものづくりを発信するプラットフォームの2K540にてのれんの企画展を開催しました。会期中は暖簾の展示に加え、型染めのワークショップや糸紡ぎの体験も行いました。型染めでは伝統的な染色技法を気軽に体験できて、オリジナルのトートバックを作り、糸紡ぎは普段何気なく使っている糸が昔はとても貴重なものであったことを身を以て体験できる内容となっています。多くの方にご来場、ご参加を頂き喜んで頂くことができました。小さな活動ではありますが、ひとつづつできることを実行していきます。 ...

0
0

【暖簾製作事例】2015ミラノ万博ジャパンサローネ暖簾

 2015年のミラノ万博のコンテンツであるジャパンサローネのファサードデザインをお手伝いさせて頂きました。 クリエイティブディレクターの近衞忠大氏のディレクションのもと、テーマの「食」に絡めて塩のアート作品のインスタレーションとともに、海をモチーフにした暖簾で来場者を迎えました。スカーフなどに用いられる薄手で光沢のある生地を淡いグラデーションに染め、着物の紗合わせの様に重ねることで奥行きのある色表現となりました。イタリアの歴史ある美術館のファサードに調和する、新しい暖簾の表現です。 ...

0
0

暖簾のはじまり

 暖簾の発祥は弥生時代に布をもちいて家のほこりよけにしていたものが原型であったと言われています。 、その使われ方は徐々に変容していき平安時代には空間を仕切る几帳や、中間領域を区切る暖簾のようなものに移り変わっていきました。そこから鎌倉時代に禅の流入とともに、暖簾という名前が定着しました。その後、江戸時代に入り一大商業地化した江戸で、広告として一気に現代の形に進化し普及しました。...

0
0