Shin Nakamura | 暖簾(のれん)ディレクター・プロデューサー  暖簾を通じて日本各地の手工業や工芸の新たな関係性づくりに挑戦している。 | 暖簾の仕立てについて
暖簾の棒を通す仕立てには定式があります。乳(チチ):暖簾をかけるには上端部に棒を通すための輪状の布を取り付けます。
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暖簾の仕立てについて

暖簾の棒を通す仕立てには定式があります。

乳(チチ):暖簾をかけるには上端部に棒を通すための輪状の布を取り付けます。それを乳(ち・ちち)と呼ばれ、関東に多く見られます。和の印象が強くなります。

袋(フクロ):棒を通しを一連で縫い付けて袋状の仕立てで、京阪で用いられていたと言われています。現代ではモダンな印象があります。

露(ツユ):露とは暖簾の垂れの空き止まりに三角形の染革、色布を縫い付けたもで爪結とも書きます。これは遊女の暖簾などに用いられており、紅絹の露は新人女郎の目印でもありました。

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