Shin Nakamura | 暖簾(のれん)ディレクター・プロデューサー  暖簾を通じて日本各地の手工業や工芸の新たな関係性づくりに挑戦している。 | Art
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【製作事例】めぐるのれん展作品紹介-三井不動産

現在開催中のめぐるのれん展の作品紹介1 三井不動産様 細かな点や線で表現された三井不動産様の象徴的な建築物である三井本館を顔料捺染で製作しました。遠目で見ると絵画の様な三井本館に見えますが、近くで見ると細かな点の集合です。膨大な数の点や線を型を於いてカスレやムラなく染めるには非常に高い職人の技術が求められます。また、二層構造でオモテウラが別々のデザインであり、くぐった時の楽しみもあります。...

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【製作事例】めぐるのれん展

9/27〜11/4にかけて三越前駅地下歩道にてめぐるのれん展が開催中です! 日本橋の企業32社が自社を表現する作品としてのれんを掲出し、江戸時代の日本橋の賑わいを現代に再現しています。 全長160mに以上にわたり、のれんが連なる光景は壮観です!!弊社では30枚ののれんを製作しました。 お越しの皆さまは、のれんに触れたり、くぐったり、一枚づつ写真を撮ったりと様々な楽しみ方をされていて、作品とはいいつつもこの距離感の近さはのれんならではの素敵な一面だと改めて感じました。 また、10/11日からはゲストクリエイターと公募より選出されたクリエイターの作品も掲出されます。 ぜひ、お立ち寄りください!! ...

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DOTDOT-Hiki-zome

シンガポールの建築デザイン事務所のMinistry of Desginと共創したDOTDOYの引き染めverです。 日本の手染めの素晴らしさを伝えるデザインのDOTDOT。コンセプトはプロセスの可視化です。引き染めは伸子という木で生地を空中に張り染めて行く技法で、非常に美しいグラデーション表現が可能です。今回はその引き染めのグラデーションを4回重ねるという非常に技術難易度が高く工程の多い技法で挑戦しました。染め→洗い→蒸しという工程を4回繰り返し、その際の色のぶつかりもある程度計算しながら染めるのは熟練の技です。しかし、その中も手仕事故の成り行きがあり、黄色のつくの様なDOTの中に色のぶつかりが生じると、それは月の影の様になりました。手仕事ならではの優しい表現です。 ...

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DOTDOT – Indigo

シンガポールの建築デザイン事務所のMinistry of Desginと共創したDOTDOYの藍染めverです。 日本の手染めの素晴らしさを伝えるデザインのDOTDOT。コンセプトはプロセスの可視化です。今回の藍染めは両面に糊をおく非常に技術の難易度が高い技法で挑戦しました。両面に糊をおくのでその加減は非常に繊細で片面毎で止まる(浸透しない)様にするには糊の配合やヘラの力加減など多くの技術を必要とします。今回は、更にその両面糊おきを2回行い4層の色の濃淡を表現しました。微妙に色が変わるDOTは奥行きのある表情となりました。 ...

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KYOproject 2ndyear exhibition in Hong Kong

中むらが参画しているシンガポールデザイナーとの共同プロジェクトの2年目の展示会を香港で開催しました。 2年目の取組は初年度に製作したDOTDOTの別技法を製作し、染色の多様性を伝えようというものです。技法は初年度の和更紗に引き続き、藍染め・引き染めにて製作をしました。また、生地の風合いも綿ピッケという薄手の生地にすることで光が透過した際の美しさを訴求しました。こちらは、摺りで片面を染める和更紗と違い、2年目の藍染めの浸染と引き染めは染色が裏まで浸透するからです。各々個性がある作品に仕上がり、これらをきっかけに日本の染色を提案したいと思います。 ...

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