2018年5月10日
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暖簾(のれん)の種類-日除け暖簾
日除け暖簾は1枚の布の上下に竿を通して軒先から道路へ斜めに掛けます。
1枚布のため風の逃げ道がなく、風に煽られるとバタバタと太鼓をうつような音がすることから太鼓暖簾とも呼ばれました。広い面積から広告の謳い文句が染め抜かれることも多く、三井の「現金掛け値なし」は日除け暖簾に染められていました。また、江戸時代に京阪に日除け暖簾はなく、これは京阪の道が狭いため普及せずに、道の広い東海道の宿場町や江戸で使用されていたからであると考えられています。水引のれんと組みああせて間口を覆う使い方も多く見られました。
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