2018年5月9日
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暖簾(のれん)の種類-花嫁暖簾
花嫁暖簾は石川県で現在も続く風習です。
読んで字のごとく、花嫁が婚礼のときに用いる嫁入り道具の暖簾で風習自体と合わせて花嫁暖簾と言います。暖簾自体は華やかでめでたい着物の様な色彩が特徴で、地域の伝統工芸である加賀友禅で染められることが多いです。掛ける日は婚礼の当日で、花嫁の仏間に掛けて暖簾をくぐってご先祖さまに挨拶をし、結婚式に向かいます。式の後、1週間暖簾は掛けられその後は大切に保管され、代々の嫁入り道具として受け継がれていきます。婚礼という儀式を経て婚家へ嫁ぐ内と外を暖簾で形容した文化です。
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