2018年5月7日
In
Topics
暖簾(のれん)の種類-水引暖簾
水引暖簾:商家が軒先いっぱいに水引の様に長く横にかけた暖簾。
水引暖簾は、水引の様に軒先に丈が短く横幅目一杯に掛ける暖簾をいいます。多くの水引暖簾にも紋やロゴを染め抜きました。元々は1枚布で庇の荒壁を隠す装飾だと推測されており、それが室町後期に暖簾の形となり、商家の広告となりました。江戸時代に江戸では庇の上に暖簾を掛けており(京阪にはなかった)、これは庇の下だと屋内が暗くなってしまうのを防ぐべくしてできたためで、庇上の看板の走りだとも考えられています。現在は看板が主流で庇上の暖簾は全く見なくなりました。写真の様に日除け幕と併せて掛けることも多いです。
Sorry, the comment form is closed at this time.