2018年4月11日
In
職人のわざ
By
nakamura
暖簾の染色技法-引き染め
中むらで扱う暖簾の染色技法、引き染めのご紹介です。
引き染めは、生地の端を張り木でひっぱり空間に生地を張り、伸子という竹製の串で凧の骨組みの様に生地を伸ばし空中に浮かせた状態で染めていきます。染める際に刷毛を引く動きから、引き染めと呼ばれています。暖簾や旗を染める様に白く紋や模様を染め抜く印染めも引き染めに属し、その他にも着物などの多くの染物に用いられている技法です。中むらはデザインやご要望に合わせて引き染めでも複数の職人さんの技術をご提案するすることが可能です。手書き風の表現、美しいボカシのグラデーションなど、様々な個性があります。
Sorry, the comment form is closed at this time.