2017年5月25日
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Interior
【店舗暖簾製作事例】オークホステル桜 光が透過して完成する暖簾
【オークホステル桜 光が透過して完成する暖簾】
反応染料のインクジェットの技術を用いて革新的なのれんを製作しました。従来、片面にしか用いらない技法ですが職人さんの技術で応用することで両面の染めに挑戦しました。
試行錯誤をするのなかで、色は非常に高い水準で表現することができましたが、どうしても生地の伸縮が一定ではないため表裏の柄合わせが課題でした。しかし、デザインを手掛けたZNEMさんと打ち合わせを重ねる中で敢えて表裏の柄を別にしてズラし、透け感のある綿麻生地に染め、光で裏の柄が透過することで完成するデザインにすることにしました。
結果、うっすらと裏の柄が透けることで奥行きのある表情となり、時間帯によって柄が微かに変わる動きのある美しい暖簾となりました。
職人さんの手仕事と現代の技術が融合した暖簾です。
そんな暖簾の掛かっているオークホステル桜さんは、東京スカイツリーの足元、押上の駅前にオープンしました。下町情緒の残る懐かしい町で素敵なお店もたくさんあります。ぜひ、東京旅行の際にご利用ください。
The Noren concept is “permeability”.
This Noren is a different design on the front and back.
By inserting light, the pattern on the back will emerge on the front and the design will be completed.
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